2018年1月1日


初春のお慶びを申し上げます。

昨年も泣いたり笑ったり
たくさんの方々に支えられ
一人で生きてゆくなんてできないと
実感の深まった一年でした。
ありがとうございました。

今年は、わたくし、本厄年の年女。
戊戌の2018年は変化のときです。
ワクワクしています。

年始には、昨年の自分の文章を読み返します。
中に、
+++
これまであまり接点の無かった大学生たちとも、交流が始まりました。
これはとても新鮮で面白かったです。
何より嬉しいのは、4年前のご縁が続いての結果だということです。
出会った時は高校生だった彼らの変化、そこからの新しい出会いは、本当に幸せです。
みなさん、ありがとう。
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というのがありました。
これは、ありがたいことに、昨年中も深まったご縁、また新しい出会いが多くありました。
嬉しいです。
一回きりなら、そんなに難しくないもの。
ふとしたときに、私を思い出してもらえる幸せ。
喜びの報告も勿論ですし、困ったり迷ったり悩んだりしたときに連絡をいただけるのも本当に嬉しいです。
今年も育んでゆけますように……。

傷ついたこともあります。
でもそれも、私が初めてやってみたことの結果。いつだってなんだって勉強。
諦めずにじっと待ち続けて年を越してしまったやり取りもあります。
私はまだ待つ。
「待つなんて、わけのないことよ。」(『モモ』より)

自分の出演作品のことでいえば。
昨年は、お客様と笑顔を交わす機会の多い年でした。
これも幸せなこと。
青☆組の『グランパと赤い塔』では、私の演じた米田和子という女中の人生(女中の苦労や喜びや、お見合いがうまくいかなかったりしたこと)、について、たくさんの方にお声がけいただきました。
「和ちゃん!大丈夫よ!これからきっと!」なんて、私は爆笑してしまいました。
視線の行方について見つめて下さった方もいらっしゃいました。
個人的に、人間をものがたるのは目と手先だ、と思っているので(だから入る前から青☆組が好きでした)感動しました。

思考動物の『ルルコのおはなし』では、東中野と、島根とぞうしがや、そして東久留米の地に会いに行きました。
嗚呼……各地で起きたエピソードはどれも忘れられません。
本番中、最前列に居た小学1年生の男の子に
「あの…電話が倒れていますよ」
とそっと教えてもらったり(笑)
校内放送したり。
小さな女の子がタンポポをつんできてくれたり。
お母様が「ルルコちゃん!ハグしてもいいかしら!」と、ぎゅっとしてくれて、「よくがんばったねぇ~!!!」と言ってくれたり。

お客様が与えて下さる感動数知れず。

今年も、笑顔の多い一年になりますように。
感謝をこめて。


大西玲子

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